· 

リフォームの相談

映像でめぐまこの家をつくるためにリフォームしている姿を拝見致しました。

そこでご質問させていただいてもよろしいでしょうか。

漆喰塗りされていて、床もご自分が作業されて床を貼られたのですか?また、リフォームはどこまでご自分でされましたか。

どなたか建築士さんに依頼しアドバイスいただきながら施工されたのでしょうか。 

杉で低温乾燥でも頭痛がしたのですが、小竹さんが使用された杉は、どこの会社のを使われましたか。杉が駄目なら、イタヤカエデを使用しようかなとも考えています。

化学物質封印アルミシートは貼られましたか?

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    めぐまこの家 (木曜日, 06 1月 2022 00:30)

    私はパハロカンパーナ自然住宅研究所 足立和郎さんや化学物質過敏症の患者さんに相談しながら建材を決めました。
    リフォームの最初は自然派の工務店にお願いしましたが、途中で他の方に変えました。隣人のご子息が大工で、その方にお願いしています。過敏症対応への知識は持っていらっしゃいませんでしたが、私が一つ一つお願いしていきました。
    針葉樹より広葉樹の方が臭いが少ないと思いますが、どんな材も放置期間は必要ではないでしょうか?ある患者さんは低温乾燥材を1年間おいてから使ったそうですし、吟味してリフォームや新築をしても入居するまで3か月ほど必要と、ある方は言っています。
    私の使った杉材は↓です
    有限会社 高田製材所
    〒831-0041 福岡県大川市小保802
    TEL:0944-87-6568 
    FAX:0944-86-2343
    E-mail:info@mokuzaikan.com
    URL:http://mokuzaikan.com/

    私がしたことは壁の漆喰塗りと床への柿渋塗りです。不特定多数の人が出入りするので床の汚れ防止のため柿渋を塗りました。
    漆喰はタナクリームを業者から直接取り寄せて塗りました。
    柿渋は無臭柿渋を4回重ね塗りしました。
    台所の床は防水が必要のため、紫外線硬化型UVウレタン塗装の杉板を使いました。これは普通の無垢材から揮発する物もブロックしてくれるので臭いは少ないです。近くの材木屋さんに発注したところ、特別な加工になるため 材木屋さんは他に外注したものを納品されました。
    私は土台から新しいものに変えました。壁はビニルクロスの所は下地ごと外し、新しいものに変え、漆喰を塗りました。砂壁は専門業者にいったん削り落としもらって漆喰を塗りましたが、古い砂壁をそのまま今も使っている所もあります。以前ビニルクロスをはがしてもらって漆喰を塗ったことがありますが、臭いがひどくて失敗しました。多分ビニルクロスを張った時の接着剤が下地に残っていたのではないかと思います。
    今回は前述したように配慮して漆喰を塗っていますし、床下は全て新しいものにしたので、封し剤は使っていません。
    臭いものに蓋は長期的にも有効なのでしょうかね。

    業者の選定は課題になると思いますが、業者がどれだけ知識を持ち合わせていたとしても お任せでうまくいくことはないと思います。逆に特別な知識がない方でも患者の話に耳を傾け、創意工夫する気概のある方であれば良いと思います。

    めぐまこの家は築11年の中古建てをリフォームしました。過敏症が住める家は条件が厳しくて、探し始めてから1年かかりました。偶然私の実家がある町に、私の購入できる金額で 今の家を見つけました。内見した日、偶然鞄には40万円あり、すぐに入金できました。タイミングよく買えたと仲介業者に言ったら「不動産は縁だ」と言われました。それは全てに言える気がします。
    どんなに努力してもうまくいかないことがありますし、棚から牡丹餅のようなこともあります。