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木村式果樹講座②「苗の植付」開催しました

5月8日「木村式自然栽培講座②苗植付け」を開催しました。

 

今回は梅とビワを植えました。ビワは葉も体調管理に大活躍してくれます。梅やビワには種類がありますので、講師の助言により富山県でも育ちやすい紅さし(梅)、花香実(実をつけるための梅樹)、田中(びわ)を選びました。

 

苗は枝と根の処理をしてから植えます。

植え方は微妙なので言葉で説明するのは難しい。様々な場面で、元屋さんは樹木や大地に細かい配慮をします。別の時、我家で剪定されながら「梅と会話できるんです」と語られたことを思い出しました。

 

最後に草マルチ(本来なら枯れた草でよいのですが、この時急いで刈った草を使用)をして大豆を降ろします。苗植付け時の大豆は、木村式自然栽培では野菜でも使います。大豆は空気中の窒素を土中に固定してくれる根粒菌に期待してのことですが、それは大地の水脈整備(前回講座)の重要性と比べると小さな役目だそうです。

というわけで、前回掘った点穴がどうなっているか確認したところ、ヘドロ臭を放つ泥と水がたまっていました。ヘドロは大地の膿出しの結果のようなものなので処理します。これからも果樹の成長と並行して大地改良も進めます。

 

資料によると、慣行栽培の年間化学農薬使用回数は梅20回、びわ8回。りんごの48回、梨の43回に比べると少ないけれど、いや~びっくりです。我が果樹園では農薬かけず、酢をかけて樹木を育てます。

 

講座終了後、我家の野菜畑も見て、元屋さんや参加者の方から助言を頂き、水はけの悪さを利用してレンコンを作ったらと提案がありました。農繁期が落ち着いた頃にレンコン作り講座も開こうかしら。

 

元屋さん、参加された皆さん、ありがとうございました。

 

次回は7月10日(日)「果樹園のメンテナンス&野草を生かす講座」です。

 

ご参加お待ちしています